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企業財務勉強会


企業財務勉強会_e0046070_13591268.jpg某消費財メーカーのファイナンス(財務)の勉強会に行ってきた。3回目で20人しかいなくて、緊迫した空気が流れていて皆スーツやった。ビジネスに相応しい服装とあったのに、一人ジーンズはいた馬鹿の俺。やってしまった・・。メンバーは理系院生が多くかった。文系は5人くらいしかいなかった。うち女性は2人。

結果は、う=ん、惨敗。50万円ゲットならず。ケースは2回あって、各回終了後にフィードバックがあったのだけど、僕は自己主張が足りず、もっと自分の意見にメンバーをのせるべきだ、と、もっと一つの事柄について深く考えるべきだ。と言われた。結構意外なコメントだった。

ケースの間、時として僕がわからない部分が出てきて、どうリードしていいかわからない部分があった。わからないこと自体は別に問題ではないと思うけど、そうしたとき周りのいい意見を意識して拾っていくためには柔軟な思考能力を必要とする。昨日の場合、僕は自分で組み立てた論理と周りの意見を上手く組み合わせて、新しい提案をすることがあまりできていなかった。意味不明になったときに弁証法的視点が欠けていたということだ。

もう一つ、各論をなぞるだけで総論の組み立て、目標への意識が希薄であったということ。もっと深く、というフィードバックにはこうした意味を含んでいると思っている。時間を意識したときにどこまで深く出来るかは重要な問題である。いいわけだが、一人「~いう可能性もある。」とか連呼していた人がいて、相当こまった。資料にないし、判断材料がないのに議論しようとするのだからたまったもんじゃない。午後のケースでは、3回くらい切らせていただいた。切った件に関しては、社員も高く評価してくれたのでちょっとほっとした。切るときに残り三人のコンセンサスを取ったのが秘訣だろうか。

正直、メンバーが優秀でいい議論が出来たのでそこに満足してしまったのが反省点。ストーリーを書く、結論を出す、勝つ、という気持ちが他のチームと比較して足りなかった。

こうしたケースは初体験だったが、社員の手厚いサポート、優秀なメンバーに囲まれ、非常に充実した時間をすごさせていただいた。最後は神戸本社に連れて行ってくださって大満足。30階の会議室の窓から見える夜景は綺麗だったなぁ。雰囲気に酔ってしまった。正直、最初はあんまし乗り気じゃなかったけど、ファイナルになってテンションが上がってきた。今回の班の2人は本当に切れる。終了後、飯を食っていろいろ話したけど、彼らは早々に希望通りに決まるのだろう。一人は年内に決まりそうなので是非頑張ってほしい。

ケースが成り立つ条件として、某ブログからの引用によると、
Caseはどこでもだれでも成り立つ授業ではない。
Caseが成り立つ条件として
1)Case参加者が優秀であること
2)様々な視点を持ったCase参加者がいること
3)Case進行者(教授)がそのCaseの本質を誰よりも捉えており、且つ議論の方向を誘導できること。
この3つがすべて揃ってはじめて成り立つのである。


僕は教授になれなかったし教授にふさわしい人を見つけられなかった、敗因の多くはそこにある。
もっと勉強しなきゃ!!

by tsuyoshi_829 | 2005-09-26 13:59  

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