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東証はどうなる?

予定通り、東証の上場は見送りになった。この話は自主規制というテーマから見るのがいいだろう。民間会社のもとに、健全で信頼できる市場が形成されるかどうか?アメリカやイギリスとの先行事例と比較するとより一層考える余地がある。

個人的には、アメリカ型により近い物になると考えていた。2つに分けるのはどうなんだろうね。昨今のMAニュースでわかるように、市場に対する正常な価値観が形成されていない現状で分けたりするのは混乱を招くだけであろう。

東証社長「今年度中の株式上場は先送り」
 東京証券取引所の鶴島琢夫社長は13日午後、東証の組織改革について議論してきた特別委員会(委員長・江頭憲治郎東大教授)が、企業統治の形態として委員会等設置会社に移行することが望ましいとする報告骨子をまとめたと発表した。鶴島氏は「2006年6月の定時総会を経なければ(委員会等設置会社に)移行できない」とした上で、同社が目標としている今年度中の株式上場について、「先送りにならざるを得ない」との認識を明らかにした。

 東証は、特別委の結果を25日の取締役会に諮り、金融審議会(首相の諮問機関)に報告する。

 報告書骨子によると、特別委は、自主規制業務の公平性確保のために望ましい組織形態として、(1)自主規制委員会強化案(2)委員会等設置会社案(3)自主規制監督会社案(4)自主規制業務会社案(5)第三者機関案、の5つの案について検討。最終的に「委員会等設置会社案」と「自主規制業務会社案」の2案に絞り比較した結果、「自主規制部門と市場運営部門の情報共有や連携といった実効性の面で委員会等設置会社の方が優れているとの結論に達した」としている。

by tsuyoshi_829 | 2005-10-14 01:17  

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