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2流野球チームを黒字にする→球団の上場について

というお題を考えて、お菓子を買いにちょっとはずしたら先生に板書を消されてしまったのだ。(>_<)
昼には家に帰るので、帰宅後まとめますが、2流野球チームを黒字にする術を考えた後に例の上場の件について考えてみたいと思います。

黒字にする=収益を+にするとして、
売上と費用に分けます。

売上は、
①スタジアムの入場料=来場者数*席代
②関連グッズの売上=ファン*一人当たりグッズ購入費
③放映料=時間当たりマージン*放映時間
④球場賃貸料=一時間当たり賃貸料*賃貸時間
コストは、
①選手監督コーチなどの給料=選手+監督+コーチ+その他
②遠征費用=遠征回数*一度あたり遠征費
スタジアム等設備維持費

簡便化のため、下線部は外生変数として一定とします。
考えるのは、コスト切り詰めるか、売上upの大きく2つです。
結論から言うと、前者を選択します。

売上upを目的にすると、
給料up→チーム力が増す→ファンup→放映料・グッズ・来場者数がup
という流れで目的を達成するべく図りますが、
最近の、野球界全体(人気含め)がマイナス傾向にある、野球番組の視聴率低下、を踏まえると、給料の増加分を上回る売上を達成する条件として「優勝」が入ります。ここでは2流の野球チームを仮定しているので、阪神でもない限り難しいと判断。よってコストを切り詰めるジリ貧経営を目指します。

コストを切り詰めかつ、出来るだけ売上を下げないという視点でアプローチします。各項目をみて、売上に大きな影響を与える給料は、基本ベースを下げて成果報酬制にします。また、選手には大変申し訳ないですが、移動の手段を全員バスで統一しコストダウンを図ります。

売上ですが、チーム力を一定にするべく給料を動かすので、放映料とファン・来場者の数はそのままとしておきます。売上改善の提案は大きく2つあるのですが、
①グッズを買う人と球場に応援に来る人はほぼ同じなので、チケット代を下げて、グッズやビールの料金を上げる
②コンサートの回数を増やすだけでなく、野球教室(②軍以下の選手)などを開催し、地域密着の姿勢を見せてブランド力を向上させ、地元の野球人口を増やす。地元の野球人口upはその地域の野球チームの売上upに直接貢献するから。

ざっと5分だとこのくらいまでしか頭が回らない。平凡だなぁ。もう少し切り口を変えるとうまくいくかもしれないので、後日別のお題でやってみよう。

ここまでを振り返り、阪神を考えてみると、優勝することもマグレではないので後者の意見を活用できるかもしれません。上場することがより多くの資金調達が可能であること、とするならば、阪神の目指すスタイルはひとつしかありません。巨人です。

・まず、お金を出資してもらう。
・キャッシュ・フローを生むのに、何年に一回優勝しなければいけないかを計算する。
・過去のデータから、いくらかければ一回優勝できるかを推定する。
・儲けるためにファンの数、放映料、チケット代などがどれくらいの設定になるかを考える。
・その設定で買ってくれるか市場調査する
・・・・

計算はしませんが、きっと無理でしょう。マンチェスター・ユナイテッドの戦略は真似できないので、阪神の利益の変動性はものすごく高くなるでしょう。利益がマイナスになる確率が高い上、利益の変動性が高いことを投資家が好むはずもなく、株価はどんどん下がっていくでしょう。

また、阪神という企業が継続的にキャッシュフローを出していくことは不可能なので銀行が貸すとも思えません。自己資本比率の高い、仲良し超熱狂的ファンが多額の出資をする会社が株式会社と胸を張れるのかとっても不思議です。

調べずに書いたので、甘いところもありますが最初だしこの辺りで寝よう。


とまぁ今から面接です。

研究開発費 (TOYOTA)(百万円)

2004年度 755,147
2003年度 682,279
2002年度 671,608
2001年度 592,523
2000年度 479,953
1999年度 453,367
1998年度 448,100
1997年度 427,800
1996年度 記載なし

by tsuyoshi_829 | 2005-10-21 09:00  

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