サインするまで

ちょっとお休みします。

精神的には落ち着いているのですが、やっている仕事も価値観もカラーも異なる会社同士で悩んでいるので、もう少しじっくり考えたいという話です。弁解しておくと、落ちまくって働くとこがなくて路線変更しているわけではないです。

結局のところ、当初考えていた?ところで落ち着きそうな予感がします。そもそも、最初は開発と金融工学という分野を勉強しつつ、社会に貢献したいと青臭いことを考えていて金融庁、日銀、JBIC、DBJ、財務省、辺りを視野に入れて公務員試験をpassして、じっくり就職活動をしようと思っていました。就職活動を始める前はパブリックな生き方以外信じてなかった記憶があります。社会貢献のための成長であり、成長と報酬ありきの外資は肌に合わないと思っていたから。

一方、「確固たる実力と社会貢献の両立」という価値観から、外資系で実力をつけてからパブリック機関(現実的に国際機関でしょうか)に行くというのもあるのかもしれないと思い、外資系金融とコンサルをちょこっとだけ考えて受けました。時期が早めで面接の練習になるし、外資を脅威視する人が多い中でどんな人達がいるのか?という好奇心もあったと思います。学部卒で金融工学を主体的に選択できるというのが一番の理由だった気がします。基本的には部署ないしはデスク別採用ですので。コンサルはよくわかっていなかったのですが(今もわかっていない)、カッコいいなぁと考えたのと金融以外の汎用的なビジネススキルに魅力を感じた部分があったように思います。先輩がいるのも理由の一つかもしれません。

選考は、思った以上に選考時間が長く、かなり拘束されてしまったのが唯一の問題点。公務員を考えて、4年生で受ける人は早めに試験対策しておくべきでしょう。浪人している人は、僕のように3年生で受験する選択肢もあると思います。ちなみに、内定を貰っている友人たちは非常に優秀で多くの刺激を受けました。理系の研究系で頭の良い人、語学が堪能な人、飛びぬけた才能を持つ人、やはり自分にないものを強みとして持っている人を見ると素直にすごいなぁと感じます。

さらに、外資でも官でも上から物を見てる部分があるし、ミクロな現場感を勉強したいと思ってリクルートのジョブに参加したり、M&Aの提案を勉強させていただいたジョブ、クオンツのジョブと普段大学で中々勉強できないような部分をインターンに求めて取捨選択しながら参加していました。どっかの面接で「35社申し込んで、7社参加しました!」と元気に発言している人もいたけど、インターン行くより図書館で勉強したら?と思ってしまいました。やっぱり、勉強が一番大切だと思います。何も考えずにジョブにいくと、開放感と中途半端な現場の知識だけ身について頭は悪化するのが一番のデメリットでしょうか。外銀はジョブに行かないと内定が出ない企業が多いので4社ほど行ったのですが、どの企業もデスクローテーションばかりで、最後のほうは結構つまらなく感じたのを覚えています。

選考が進む過程で感じたことは、

・金融市場の奥深さ、実体経済との関係はやはり興味深く、まだまだ追求できる。
・「どうするかじゃない、やれ進め勝て。」よりは、「どうすべきか」を追求できる職場がいい。
・どこにいくにしろ、中立な立場で正論を持って社会に地道に貢献したい
・金融にこだわらずに、もっと幅広い視野・ソリューションを追求することでまだまだ僕自身進化できる部分があるのではないだろうか。
・激しくもがいて、苦しんだ先にしか答えはないと思う。綺麗事や理論が助けてくれるのは整理と妥協、もっと先を見たい。
・まだまだプロ意識が甘い、もっと自分に厳しく、メリハリをつけることが出来るはず。
・俺って何てつまらない人間なんだ(笑)。
・パブリック志望で、仕事で働く場所を選ぼうというスタンスだったが、外資系投資銀行を回って感じたのは組織の風土や考え方が各々独自であり、そういったものが仕事のoutputに与える影響は思っていた以上に大きい。その点において、リクルートとマッキンゼー、野村は最高に良かった。居心地が良過ぎる。
・社会をよくするという「リアルな実感」を味わいたい。
・官にしろ民にしろ、パブリックに尽くしたい。

一つ、僕の就職活動に大きな影響を与えた出来事があるとすれば「政府系金融改革」。これがなければ、DBJやJBICの選考を辞退することはなかったように思います。特に、JBICは先生や先輩の影響もあり、大学に入って一番最初に就職したいと思った組織だったので、面接くらい受けてから辞退するというやり方もあったのですが、いくつかの理由により断念しました。この2機関含め、上記に挙げさせていただいた組織はそれぞれ尊敬する先輩がおり、一緒に働いたらどれだけ充実した人生が過ごせるだろうかと何度も想像し楽しみにしていました。本当はそいういう部分で判断してはいけないとわかりつつも、素直にそういう気持ちがあったのは事実です。将来、別々の道を進んでもどこかでクロスして、一緒に仕事が出来ればと思います。

先生、親、彼女、先輩含め、多くの方のお世話になりました。僕がお世話になったのと同じように続く後輩達に向けて小さな範囲で貢献していくつもりです。本当にありがとうございました。
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by tsuyoshi_829 | 2006-03-09 21:14  

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