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IL GHIOTTONE

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IL GHIOTTONE
まだ行ったことのないないお店ですが、予約に1ヶ月ほどかかるそうです。笹島さんという有名なシェフのイタリアン、年内に是非入ってみたいと思います。普段忙しくなかなかゆっくりした時間を過ごすことが出来ていないので、彼女を連れてリラックスしてきます。

そうそう、本日、就職活動用にスーツを来て写真を撮りに行きました。カメラマントークに圧倒されっぱなしですぐに終わってしまったのですが、いやぁビックリ。

「はいはい~、もっと頭よさそうな感じで~。」   馬鹿に見えるのか??
「美人秘書が前にいますよ~。笑顔笑顔。」   ???
「はい、深呼吸して息止めて~、そのままそのまま。」   ・・・苦しい・・はやく~。

結果6枚は、目をつぶった顔、ぼけっとした表情、カッコつけ過ぎな顔、いやらしい顔、もだえてる顔、呼吸再開で真っ赤な顔となり、撮りなおし。2回目は上手く行ったようなので良かったんやけど、過剰反応を示した僕は要反省っすね。にしても、頭よさそうな顔ってどんなんやろうね。難しい注文だなぁ。

ISETANという某デパートです。みんなも是非ここで撮りましょう!表情が豊かになること間違いなし!!
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by tsuyoshi_829 | 2005-10-31 16:58 | 京都のあれこれ  

研究開発の効率性を測定する。④

連結で見ていくと、米国会計基準の企業の経常利益が出せないことにようやく気づく。理由は以下の表に譲るが痛いなぁ。これが出せないと、ROICも出ないんじゃないかと思うわけで、またひとつ難関が増えた。税引き前利益を代用するかなぁ・・。

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ドリームインキュベータとかいうコンサルが応募を開始したらしい、ベンチャーとか全然関心がないので受けないけど、変わった質問を用意するんだな。3つ目はおもしろそうだから、一度考えてみよう。

あなたという人物を定義してください。(200~600字)

これまでのあなたの人生で直面した最も困難なことと、それをどう乗り越えたかについて、具体的なエピソードを基に説明してください。(200~600字)

あなたが40歳になった時、どんな人でいたいですか?自由に書いてください。(200~600字)
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by tsuyoshi_829 | 2005-10-30 19:57 | ゼミ  

引退

今年も国体が終わった、今回はこれまでと違って同行することが出来ず、携帯で指示を出して観戦していただけだったのだが完敗。0-3。相手が島根だっただけに何とかして欲しかったが無念。いろいろ思うところもあるのだが、僕は国体のコーチという舞台から降りることにした。最初は一年だけと思っていたコーチ業も得るものが非常に多く、3年もやらせていただたことに感謝したい。

人生の区切りが一つ行われようとしている。ちょっと寂しく切ない気持ちだが、僕は次の道を見つけなければいけない。どこに行くにしても卓球生活が僕の人生の原点であり、これを誇りに次の人生に進んでいきます。本当にありがとうございました。
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by tsuyoshi_829 | 2005-10-30 02:31 | その他人生  

保険金不払いの克服について

筆記は国Ⅰの判断数理を優しくした感じだが、時間がギリギリになってしまった。

さて、帰ってみたら、こんなニューズ

明治安田生命、我が家も利用しているので母は気が気でないようだ。この処分は若干厳しすぎる気もするが、特別調査分科委員会(委員長 北尾哲郎弁護士)の報告書によると、

  ・保険金を騙し取ろうとする行為を防ぐため、過度な不払い状況へと移行し、本来受け取るべき人が受け取れなくなった。

  ・社が、リスクを契約者に転嫁し収益を上げた部署を表彰していた。

  ・会社ぐるみとはいえないし、経営陣の黙認ともいえないが、経営計画に問題があった。

ということです。金融庁としては、もう少し厳しい認識をしているようでその分処分も厳しいものとなった。

保険会社は客に保険売って、その金をマーケットで運用して、運用益からコスト引いた部分が社員のお給料になる。したがって、横並びで保険料金では差がつかないとすると、営業しまくって新規顧客を沢山とることでマーケット運用資金を増大し、規模の経済で運用の効率性を上げ、収益性を上げるしかない。横並びを仮定しているので、保険業務の拡大では売上は伸びても収益率は上がらないことに注意していただきたい。

そんな状況下、競合他社に勝つためにしてしまうハチャメチャな戦法が、

  ・客が保険を取りに来るのに必要なコストを上げる。これは企業が訴えられるリスクと評判が下がってシェアが下がるリスクを天秤にかける。これにより企業が被保険者に支払うコストが下がるので収益が上がる。

  ・運用でリスク資産の割合(エクスポージャー)を上げて、運用をさらにハイリスク・ハイリターンにする。

  ・競合他社の顔色を伺いつつ、保険のバーゲンセールをやる。(イギリスでは期間限定で金利が好条件になる例があった。)


上記の二つは絶対にやっちゃいかんと感じています。3つ目は別にいいと思うけど。では、まっとうな保険商売でそもそも勝てる戦略があるのか?あればその戦略はどういった物になるのか?ちょっと考えてみよう。写真は日本生命のものです。愛ねぇ、徹底した顧客志向を愛と表現するのかぁ、俺ならプロ意識を背景として情熱を注ぎ込むと書きたい。

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by tsuyoshi_829 | 2005-10-29 18:36  

予習③債務償還可能性と円借款

今日のテキストはこれ(4章にゲストがいます)。(こんなの読まずに明日の筆記対策しなきゃなぁ。)

一つ学んだことは、

東南アジアと比較して、南アジアの無償資金協力・技術協力の割合が低かったのは、途上国側が旧イギリス植民地で、制度や政策の干渉を嫌うため、条件付の無償資金協力・技術協力を拒否する傾向があるからである。ということ。2つ独立には知っていたんだが結びついていなかったなぁ、反省。

不思議に思ったのは、

・借款中心の日本が、DSA(債務持続可能性分析)をつい2年位前から始めたということ。これまではどうやって貸してたんだろう?きっと、財政の指標からラインを引くor借り入れキャパを計算して、他機関と相談??

・DSAの方法が、

具体的には、①初期条件(主要経済指標の実績値)、②外生変数(対外経済環境、対外債務支払パターン、及び資本流入)、③政策変数(将来に亘るマクロ経済政策)、④パラメータ(ICOR 等、将来に亘る経済構造改革)を基に、各国にとって最適と思料される目標変数(例:実質経済成長率、インフレ率、外貨準備の最低水準)を達成するよう経済シナリオを策定する。その中で、対外債務/GDP、対外債務/輸出、債務元利払/輸出(Debt Service Ratio)等の対外債務関連指標を導出し、その動向(発散、収束等)及び一般的に要注意水準とされているレベルとの比較を行うものである。

これだと、決定論的に一つのパスを決めてから債務関連指標の動向をみることになるが、もともとのシナリオの変動性が高いので、指標の変動性がほとんど当てにならないんじゃないかと思う。細かい話かもしれないが、突っ込んで質問してみよう。

ちなみに、有名な論文があって、

Kraay & Nehru(2004、世銀) “When Is External Debt Sustainable?”は、「債務困難性(DebtDistress)=延滞、パリクラブリスケ、IMFプログラム」と定義した上で、同事象発生の原因を回帰分析。特に、①債務負担 (債務-輸出比率、DSR等)、②政策(政策制度、ガバナンス等)、③外生ショック(商品価格変動、自然災害等)の3点が主要要因である点を示している。

Reinhart, Rogoff, and Savastano (2003、IMF) “Debt Intolerance”は、債務持続可能性が当該国の履歴(デフォルト履歴、インフレ履歴)に大きく依存する点を示し、国毎に「債務不耐性」が異なる点を示している。「債務不耐性領域」に入ると、デフォルトの確率が急速に高くなる点を示し、初期債務レベルや、金利(割引率)が極めて重要で有る点を導き出している。

Eichengreen,Hausmann and Panizza (2003) “The Pain of Original Sin”は、「原罪」指数を考案し、外貨建債務比率が高いほど、為替レート・対外資本ボラティリティやデフォルト確率が高く、格付けが低い点を示している。

仕方ないことだが、このあたりの研究は国際機関のほうが遥かに進んでいる。まぁ、人数が違いすぎるよなぁ。
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by tsuyoshi_829 | 2005-10-28 23:42  

予習②援助の目的と観光開発円借款

ODAネタが続くんだけど、勘弁ください。
参考資料にあった内容で2点補足したいと思います。

一点目。援助の目的について

・米国は政治・外交目的
・日本は相手国の経済成長を支援し、後の投資・貿易関係の活発化を狙う。

とありますが、背景に米国と日本の無償・有償比率の違いがあります。無償の割合が高いと、いざというときに沢山援助できます。向こうも経済的負担は負いません。一方、日本のような円借款が多い国は、融資額を大きく変動させることが難しい。LLDC並みの国に貸しすぎると債務超過でパリクラブ登場で免除です。今、アフリカの援助を増やして国連の安全保障理事会に入りたいようですが、人口密度の低いアフリカに沢山貸すことが出来ないので日本としては悩みの種でしょう。たまに額が安定しているからgood見たいな話を聞きますが、誤解もいいところ。地震・テロ(in 被援助国)など緊急時の影響を除けば安定しているほうがいいでしょう。

以上を踏まえると、

・無償援助・・・借款出来るまでの援助のつなぎ+政治外交目的
・有償援助・・・純粋経済目的

と分けるほうがすっきりします。完全に分けられるものでもないですが。
後者は相手国にとってどれだけ貸すかということで、他の融資国やアジア開発銀行や世界銀行との調整が欠かせないでしょう。しかし、相手国の経済発展を通じて自国の経済発展に寄与するスタンス、僕は好きです。テロや外交問題で変動する無償より筋が通っていると思うからです。


2点目。話が変わりますが、開発観光型援助について。
日本は去年、ユネスコと業務提携を結んでインフラを活用した円借款を本格的にスタートさせました。以下にJBICからの引用を載せます。

アジャンタ・エローラ遺跡保護・観光基盤整備事業(II)
事前評価書
Ajanta – Ellora Conservation and Tourism Development Project (II)

(a)事業の背景と必要性

インド観光セクターの開発は未だ十分ではなく、観光関連インフラストラクチャーの絶対的不足、観光対象地域における貧困の存在、遺跡・遺産の保護活動が十分でない点などが開発制約要因となっている。

本事業の対象であるアジャンタ・エローラ(世界遺産登録)の両石窟寺院遺跡を始めとするマハラシュトラ州北部の文化遺産・遺跡は、雨水浸透などの影響から、洞窟保全・岩盤保護・壁画保護等が必要となっている。特に、アジャンタ石窟の壁画は近年劣化が進んでおり、適切な対応が急務である。

この地域は夏季には摂氏40度を超える猛暑になることもあり、来訪者が安心かつ快適に遺跡を見学し、遺跡への造詣を深めるための施設(ツーリストセンター)の建設が必要であるほか、遺跡に到達するまでの道路整備、空港施設が不十分であるため、観光客増加や国際線の就航に対応しきれていない状況となっている。



(b)事業の目的及び概要

本事業はマハラシュトラ州のアウランガバード郡にあり、ユネスコから世界遺産に認定されているアジャンタ・エローラ及び周辺の石窟寺院群と自然環境を保護・保全し、インフラ整備と来場者の管理・誘導を行うと同時に、観光の質的向上のための人材育成を含むツーリストセンターの建設・運営などの総合観光開発を実施し、地方開発を推進することを目的とする。事業実施により、遺跡保護、周辺の自然環境改善、地域経済の活性化、周辺住民の生計向上、外貨獲得が期待される。尚、本事業の第1期分として、1992年に3,745百万円が円借款供与されている。

借款資金は、遺跡の保護・保全作業、ツーリストセンター建設、空港施設改良整備、道路改良等に必要な資機材の調達、土木工事、コンサルティング・サービス等に充当される。


ウッタル・プラデシュ州仏跡観光開発事業

Uttar Pradesh Buddhist Circuit Development Project

(a)事業の背景と必要性

インドには、世界第6位となる26ヶ所の世界遺産が存在し、自然・文化・宗教に関わる多様な観光資源に恵まれているにもかかわらず、外国人観光客数は年間240万人(2002年)と世界第53位にとどまっている。観光振興の制約要因としては、観光インフラの不足等に起因する劣悪なサービス、遺跡等の観光資源の劣化、地域経済活性化に資する観光振興の意義に対する地域住民の認識不足などがあげられる。

インド北部のウッタル・プラデシュ州(人口約1億6,600万人)は、インド最大の人口を有する一方、最貧困州の一つであるが、仏陀の生涯と深いつながりを持ち、仏陀が初めて説法したサルナート、入滅して涅槃となったクシナガル、祇園精舎のあるスラバスティ等、8大仏跡のうち4つを抱え、これらの仏跡は、仏跡サーキットと呼ばれる観光・巡礼ルートの一部を形成している。当行は、サーキットの南部地域を対象とした「観光基盤整備事業(1988年12月調印、92.44億円)」を支援しており、同事業により重点的に整備が行われた同南部地域においてはヒンドゥー教最大の聖地であるバラナシに近いこともあり、観光客が増加しているが、クシナガル、スラバスティ等のサーキットの北部地域は開発から取り残されたままとなっている。また、同北部地域では、主要幹線道路を除き時速30km以上の車両走行が困難な状況であり、また、排水施設の整備が不十分なため、雨期には遺跡や村落が冠水する事態が生じている。更に、同北部地域は、同州の中でも特に貧困な地域と重なっているが、主要な産業である農業の人口1人当りの生産高が人口増加のために頭打ちの傾向にあり、農業以外の産業の育成が重要な課題となっている。

こうした状況の下、仏跡サーキットの北部地域を重点に、貧困削減のために、観光資源を活かした地域経済の活性化が必要となっている。



(b)事業の目的と概要

本事業は、ウッタル・プラデシュ州の仏跡観光ルートにおいて、観光基盤インフラの整備、遺跡保護及び観光振興プログラム等を実施することにより、観光産業の発展を通じた地域経済の活性化による貧困削減を目的にしている。

本事業では、道路、給電施設、給水施設、排水路という基礎インフラを整備すると共に、観光情報の提供、地場産品の販売、休憩のためのビジターセンター(「道の駅」)を整備する。また、施設の建設以外に、啓発活動を通じて地元の観光・遺跡保護等への意識向上を図りつつ、住民が地元の観光開発の企画・実施に参加するプログラムを実施するほか、遺跡保護・修復のための研修・教育を行う。さらには、観光振興のため、仏教国際会議の開催、メディア招聘、海外旅行博覧会への出展、仏跡ごとの映像作成、案内パンフレット作成等を予定している。

尚、地域住民への裨益効果の大きい観光事業とするべく、当行の案件形成促進調査において、世界的にも有数の仏跡観光地である奈良県(県庁及び道の駅)と独立行政法人東京文化財研究所と連携し、地域住民主体の「道の駅」設置の経緯や体験談を現地セミナーにて地域住民などを紹介した。また、日本の「道の駅」システムが本事業の一部として導入されることになっており、村おこしや「道の駅」に関する専門家も派遣される予定である。

借款資金は、道路等の土木工事、資機材調達、コンサルティング・サービス等に充当される。


indiaでは、アジャンタ・エローラの遺跡を見学し、後者のワークショップに飛び込み参加させていただきました。上記でほとんど書いてあるのですが、マーケットのアクセスが悪かった現地住民&観光地へのアクセスが悪い観光客にインフラを加えると、現地住民の生活向上と観光客増加により、観光地の村にお金がたまるようになり貴重な遺跡を守るお金が貯まるというものです。win-winというのはこういうのでしょう。ちなみにこの遺跡、劣化速度が相当速いらしいので気をつけましょう。担当者の方がレプリカ作りたいと言っていたくらいなので・・。後者のほうはちょっとよく分かりません。気になるのは、観光円借款でどうやって採算を取るのであろうか?入場料??どうか、3日で40ドルもとるカンボジアの某遺跡のようにはならないでほしいなぁ。しかし、素晴らしい遺跡のひとつには間違いないので是非行ってみてください。
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by tsuyoshi_829 | 2005-10-27 21:32 | ゼミ  

ゼミの課題

が出た。結構時間食いそうだ。
お題は、

TOPIXの予想価格の算出

2/13日締め切りで、2/15日のTOPIXを予測する。
その辺りにプレゼンをする。

去年の院生の優秀答案は、
まず営業日を休翌日とその他に分類し、休祝日の翌日のTOPIXの3次モーメントより、正規分布に近いことを示した。その他に関しては、正規分布よりファットテールになることを示した。去年の予想日はその他の日に当たるので、これを昼間と夜間の取引に分けて、夜間は正規分布、昼間はtwo-regimeで捉えた。つまり、ボラティリティが高いregimeと低いregimeがあって、一定確率で行ったり来たり(これ自体は毎回独立)する風に捉えている。これは非常にあてはまりがいい。平常時と異常時に分けたと解釈してもらってかまわない。

さ~て、僕らはどうしよう。単純に時系列で回帰分析をするというつまらないことは避けたい。ダウ指数から推定するのもありかもしれんが、まずはTOPIXが何なのか勉強を進めなければいけないし、アイデア勝負ならなおさらだろう。

by the way, 気になる政府系金融の行方、ヒアリングが実施されたよう。O江さんに聞いた。海外向けのJBICはともかく、DBJに事実上吸収になる機関のリストラがどれくらいになるのか、今リストラされていくところがあるのか?そこまで興味あるわけじゃないけど、じっくり眺めてみよう。

以下が国際協力銀行のヒアリングの概要。

ヒアリングで焦点になったのは、
・資源金融のやり方、規模
・大企業向け、中小企業向けどのくらいの割合?
・OECFと輸銀の組み合わせはBesT??
・なぜ直接金融にこだわるのか?

回答は、

ODA庁にしたほうがいいか、という問題はJBICだけの問題ではないので理事はコメントできません。顔が見えるODAの努力する(財務省と一緒にやるようです。)。JBICは円借款から国際金融への流れを重視している。
権益取得はこれまで少なく、購入が多かったのがこれまで。よって、資源金融でall日本としての顔が見えにくかった。
途上国の市場では先進国のtop企業の争いがあるので、日本も大企業で勝負をかけていくべきである。事実、大企業の割合が高い。実質大企業向け融資の割合は統計上存在しない。総裁の感覚で5~6割だそう。
中小企業金融公庫も法律上、海外進出を手助けできるしJBICと提携している。途上国の投資環境の情報についてはJBICが非常に強いとの認識がある。
遠い地域の資源開発は外国に売ってスワップで手に入れることもある、輸送費を削減できる。
時間がなくなってきましたので・・・。

僕の意見は、

・組織の問題について
JBICの言い分としては、借款と国金のシナジーというのがあるらしいがこれには反対したい。一見、無償を卒業した途上国がローンを借りて、民活プロジェクトで発達という流れがあるような気がするが成り立つ国は少ない。アウトプットが似ているから錯覚を起こしてしまうが、ODAローンと国際金融を結びつけることが途上国の利益になるわけがないし日本の国益になるかも不透明。やるメリットはない。情報の共有というが、実際の現場ではそこまでどころか全然断絶状態のようだ。思いっきり雰囲気が違うらしい。そりゃそうだ、ベクトルが違うんだから。端的にいうと、輸銀は採算をすごく気にするが、OECFはほとんど気にしない。ODAは相手国の政策に協調して融資するのが基本で、政策変更によりプロジェクトが赤字になることは仕方がないという雰囲気がある。裏を返せば、政策変更しなければ上手くいくよう日々計算しているとも言える。
OECFはJICAと一緒にやるほうがよっぽどシナジーが出るし、JBICの中でOECFの立場が弱く超激務であることを考えると、割りに暇なJICAと働くほうがいいと思う。輸銀はECAとして独立に行動したらいいと思う。この組織改正、外務省は喜ぶかもしれないが財務省は嫌がるのかな?

・大企業向けはまずいか?
そもそも、海外に進出するのを助けるのが趣旨なのだから大企業か中小企業かという議論に意味がない。情報提供に関しては、JETROとかいう役に立たない機関がある。

・資源金融は海外貿易保険や石油天然ガス・金属鉱物資源機構があるけどどうなん?
海外貿易保険はこれまでJBICの融資に保証をつけてきたのだが、今後は民間に仕事を譲る方向でマリンあたりが動いている。後、もう一つの方は調査から掘り出すところをやってJBICが生石油を買うみたいな分け方だったんだろう。今後の問題の一つとして、海外貿易保険がなくなって民間がリスクとるの?JBIC頑張れ!と言う議論が出そうだが気にする必要はない。これまでも、資源金融ではJBICは低利融資していただけで商社など民間企業の保証をつけていた、この一部が海外貿易保険から東京海上や三井住友海上に変わるだけだろう。

ちなみに、国際金融公社はこんなことやってます。
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by tsuyoshi_829 | 2005-10-26 23:36 | ゼミ  

FRB議長の交代

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左の写真にグリーンスパンと写っているのは、ルービン氏、僕はマクロ経済には全く疎いがいずれ勉強しようかどうか・・。
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by tsuyoshi_829 | 2005-10-25 17:52 | 時事ネタ  

金融のプロ?アマ?

リスク商品、「プロ投資家」には簡略説明でOK・金融庁
 金融庁は金融事業者によるリスク商品の販売について、金融に詳しい「プロ投資家」に対する取引では商品説明などを簡略化することを認める方針だ。規制の度合いを投資家の水準に合わせて緩め、活発な取引を促す。どういった投資家を「プロ」と見なすかを詰めた上で、来春の国会に提出する包括的な金融規制ルール「投資サービス法」の法案に盛り込む。

 金融審議会(首相の諮問機関)でこのほど大筋合意した。新ルールでは一定額以上の投資商品を保有し投資経験も豊富な投資家を法律上で「プロ」と位置づけ、それ以外と区別する。その上でプロに対しては金融取引にあたっての事前説明を省いたり、投資信託の購入や解約時に発行する明細の中身を簡素にしたりできるようにする。 (07:02)


金融庁の資料を読んでみると、相変わらず形式的にプロ・アマを区切っている。ひとつの判例で全体論を否定するわけじゃないが、証券リテールの体育会より個人投資家のほうがどう考えたって金融に精通している。営業は新聞と毎朝のアナリストの放送を聞いたうえで突撃しているだけなのに・・。それでも、彼らが企業同士での取引の決定権を握っておらずプロとして取引を進められることがない現状においては問題ないのだろう。

と、個人的な感情はおいといて。
誰にでも投資家保護を理由に説明させるのは非効率なので、こうして区分を設けて規制緩和のような方向に向かうこと自体は賛成できる。ここからはもう少し精度を上げるべく考えてみよう。一案は、自称プロの方には自己申告で説明を免除できるようにするとか(対面について)があるかもしれない。今時対面営業で株式を購入されるのは、団塊世代以上の年齢層だからだ。このあたりはより柔軟に対処することも考慮に入れるべきだろう。

さて、法人について。企業同士では知識の差が源泉となって、収益の差につながるのが一般的としてよいと思われるので、こうした措置は取引を活発化させる好要因として市場に受け止められるのではなかろうか。投資サービス法はそもそも弱い個人投資家を守ることが目的の一つでもあるので、区切って明確にした点はよい。

投資サービス法については、この本がお勧め。僕も時間が出来たら再度読んでみたい本である。不良債権問題が片付きかけているが、金融市場の問題はまだまだ未解決なものが多い。何とかソリューションを考えてみよう。


話が変わるが、大阪で面接を受けた。表現の仕方にもうちょい工夫があるともっと上手くいったと思う。

聞かれたのは、
・学生時代の体験の成功・失敗のkey factorは?
・集団での自分の位置づけは?
・何で?
・途上国の開発に興味を持った理由は?
・周りからどう思われていると思う?

が主。基本的には学生時代のエピソードを10分くらい話し、後は質問攻めという感じ。周りを見て、質問に関係のない回答が多かったので、まず質問に答え、話しを付け足すとき(一回あった)は「質問とは若干ずれますが。」とはっきり言った上で話した。後は自分の話した内容が首尾一貫しているかリアルタイムでチェックするのは難しかった。ひょっとしたらマズイことを話したかもしれない。話す前にフレームワークを作ったのは正解だった。長くなればなるほど差がでるんやろう。
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by tsuyoshi_829 | 2005-10-24 10:21 | 時事ネタ  

研究開発の効率性を測定する。③

研究開発効率性についてだが、
技術知識ストックが中間ストックであることを考慮するならば、

2004年度の営業利益/2000~2004までの技術知識ストック
を指標にするほうがよいことに気づく。

理由は二つあって、

①分母を技術知識ストックにしたので、分子は平均を取る意味がない。
②研究開発費を有価証券報告書に開示する義務ができたのは2000年度から。

これは研究開発のリードタイムを5年としていることになる。
一律に五年にしていいか疑問もあるが、やむを得ない。

TOYOTAに関して分析を行う。(予行演習)

被説明変数=株価収益率

説明変数=売上高、当期純利益、営業利益、研究開発費、売上高研究開発費比率、資本合計、負債合計、総資本、自己資本比率、ROE、売上高営業利益率
とその変化率。研究開発費の関係で集計期間6年間(何て少ないんだ、t値は見たくない)


以上で相関係数をソートしてみた。結果は以下の通り、
売上高 0.063
当期純利益 0.088
営業利益 0.253
研究開発費 0.018 e0046070_22102466.jpg
売上高研究開発費比率 -0.088
資本合計 0.044
負債合計 0.053
総資本 0.050
自己資本比率 -0.016
ROE 0.080
売上高営業利益率 0.259
以下は指標の変化率
売上高 -0.373
当期純利益 -0.366

営業利益 0.124
研究開発費 -0.764
売上高研究開発費比率 -0.850

資本合計 0.294
負債合計 -0.573
総資本 -0.494
自己資本比率 0.654
ROE -0.371

売上高営業利益率 0.130

被説明変数が株価の変化率であることを踏まえると、変化率のほうが相関係数が高いのは大いに納得できる。にしても、経常利益は入れとくんだったな。指標が少なくなってしまった。年度が少ないのか、売上と当期純利益の変化率と株価収益率が負の相関を持った。この辺りは演繹的には納得しがたい。しかし、売上高研究開発比率や研究開発費の変化率が負の相関を強く持ったのはリードタイムより短期的スパンで見ている株式市場を反映していると思われる。余ったお金は研究開発なんかに投資するな&上手く行ったら株買うよ、という投資家のメッセージが見えなくもない。もうひとつ意外なのは、debt変化率と株価収益率が負の相関を持つこと。コーポレートファイナンス的には負債が増えると格付けは下がるけど、株価は上昇するはずなんだが・・。次は研究開発を無視して、もう少し長い期間で見てみよう。
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by tsuyoshi_829 | 2005-10-23 19:37 | ゼミ