日本生命の販売チャネル

大きく四つありまして、営業職員、代理店、ライフプラザ、ネット・コールセンターです。
(この記事はリテール限定です)

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■営業職員■

53336人の営業職員(女性は52215人)が携帯端末を駆使して高度な?サービスを提供しています。17年度は950万件を訪問していますが、人件費が高く、毎年20000人くらい採用しているものの、職員数は50000人強で推移。近年減少傾向にある。なお、営業職員の平均勤続年数は8年程度だそうです。一頃は、新規の9割が営業職員による時期もありましたが、他チャネルの拡大により一頃の勢いは失われつつあります。

今後このチャネルが削減対象になるでしょう。きついけど頑張れば高給として特定の人に人気だったこのパート職でしたが、給料のアップサイドも下がるのだと認識しています。高度なに?をつけたのは、彼女たちに商品をこと細かく説明し我が家庭に適した保険を紹介してもらったことがないからです。新商品が出たり、人生の転換期(子供が出来る、退職したなど)にやってきてパンフレット置きながら雑談して帰るケースはまだいいほうで、数ヶ月に一度しか来ずに不在時にパンフとワープロうちの手紙を置いて帰るケースのほうが多いです。

なお、営業職員全体の効率的営業活動の観点から、携帯端末デュオを導入しています。訪問先を指示してくれたり、営業先で商品を動画つきで紹介できたり、社内のデータベースを即時活用できる便利なツールのようです。要約すると、コンサルティング機能の装置化です。しかし、平均年齢が40歳以上で平均勤続年数のおば様にツールを駆使して高度な営業をやっていただくのは厳しいと思うのですがいかがでしょう。毎年約2万人営業職員が新規入社しますので、平均5万円の研修費用+携帯端末費用と仮定すると、毎年10億円ほどでしょうか。中々高く尽きますね。

■代理店■

代理店といえば、損害保険もそうですが専業代理店を思い浮かべる方も多いでしょう。事実、町に行けばそうした看板を簡単にチェックすることが出来ます。ここでは、新しい代理店、銀行や郵便局について報告したいと思います。郵便局は07年10月に解禁、銀行は12月に全面解禁、これらを踏まえて代理店チャネルはますます重要になるといわれています。日本生命においても、平成11年度から代理店チャネルの構築に力を入れており、311の金融機関、7000弱の委託数に至っています。さらに400名が代理店をサポートしています。背景として、先行した投資信託が銀行や郵便局で売れるようになり(郵便局はまだそれほどでもないですが)、製販分離の雰囲気が押し寄せていることがあります。

個人的には、代理店よりもインターネットの方が親和性が高いと考えています。なんといっても客層が異なります。相手が団塊の世代であるならば、銀行は素晴らしいチャネルとして機能しうると思いますが、保険に新規加入する人は働き出したり結婚したりする層でネットでの手続きに慣れている世代です。損害保険のように、ネットでの販売が進むというのが直感です。

■ライフプラザ■

https://www.nissay.co.jp/global/madoguchi/plaza/index.htmlに紹介がありますが、誰でも利用できる高度来店用店舗です。FPを取得した専門スタッフが保険の相談に乗ってくれます。全国の主要46箇所にあります。41支店でも同様のサービスが受けられます。こうしたサービスは、一定程度需要があり、多くのプロセスを顧客と踏むことで顧客も納得し、また、日本生命も質の高い顧客情報が得られCRM(カスタマーリシレーションシップマネジメント)推進の観点からもよいのでしょう。来月、行ってみます。

■インターネット・コールセンター■

使うには使っているのですが、営業職員への橋渡しという所です。webサイトを見ると、アクセス数と電話受信回数が上昇!と書いてありました。今のところ「保険の通信販売」はやっていないようです。さて、例のネットライフ企画はこのチャネルを専門とした保険会社へと進んでいるわけですが他の事例を探してみたところ、オリックス生命保険ダイレクト(http://www.orix.co.jp/ins/direct/product/index.htm)がありました。例えば、30歳・男性・保険期間10年の場合、死亡保障1500万円が月々2850円です。e0046070_14181512.gif

右に生命保険の構成比較の図(図はオリックスのwebサイトより)を載せます。要は、人件費を抑えて商品の値段で差別化を図っています。通常、保険会社が一定規模以上になると資金運用に入るわけですが、おそらくオリックスは事業が小規模なこともあり他の事業にまわしたりしているのだと解釈しています。無論、引当金は積んでいます。

さて、例の新興ベンチャーがやるとすれば、オリックスのような形、かつ、専業で集めたお金を運用していくスタイルになるのでしょうか。恐らく、この事業というのは一定以上のマスに到達すると効率性がぐっと上がるしくみになる(ネット構築の初期費が固定費でかかってくる)ので、そこに到達できるかどうかが大きな関門になると踏んでいます。オリックスは個人へのブランドネーム(こういうとき野球チームが大きい?)がありますが、新興ベンチャーが最初の信頼をどうやって得ていくのか興味のあるところです。amazonが参考になるのかなぁ~と考えているのですが、詳しい人いたら会った時でも教えてください。
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# by tsuyoshi_829 | 2006-11-23 13:06  

欲しい本が10200円する・・・

産業再生機構 事業再生の実践e0046070_0461816.jpg

http://www.amazon.co.jp/gp/search/ref=nb_ss_b/250-1829404-3844203?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%8EY%8B%C6%8D%C4%90%B6%8B@%8D%5C

合計3巻、3400×3×0.9(生協割引)=9180円

何とかして無料で手に入れたい・・・が、これ以上お願いするのは倫理的にど~よという気もする。やはり、明日生協に行こう。


■医薬品業界の利益率は会計的に見ると馬鹿みたいに高い、想像に難くないが原価が安い。(以下の図を参照) とはいえ、研究開発費とMRの人件費が高いので販管費が高い。会計的にといったのは、研究開発に10年以上かかるので、売上に到着するまで費用どれだけかけたかが読み取れないことからである。
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# by tsuyoshi_829 | 2006-11-22 00:52  

成功体験は演繹法で

学ぶできであると思いますがいかがでしょう?

成功体験をかき集めて成功パターンを出して、こうすれば成功するというのは全く本質的でないと考えます。逆に、失敗談をかき集めてこうしなければ失敗確率が下がるというのは前者と比較して効果的であると考えます。恐らく、世の中の事例について、成功体験の数のほうが圧倒的に少ないことが背景としてあります。

きっと、成功の秘訣というのはものすごく深いところにあり容易に観察できるものではありません。このメカニズムを如何に深く解きほぐして自分に落としこむことこそ重要であると最近感じています。帰納法的に学習して、各局面における最適解を考えるよりはずっと役に立つでしょう。

そんなわけで、「成功の秘訣」について考えてばかりいます。病気ですね・・・(苦笑)

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ハーバードを上位5%で卒業した岩瀬さんの会社(正しくは副社長です)が日経の夕刊に特集されていました。保険商品をネットで売るために許可を申請中のようです。生保と言えば、生保レディがブイブイ売っていたのは昔の話でして(今でも一番売っているのは生保レディ)、現在販売チャネルが多角化しています。ネットに人気が集まるのは、コストダウンによってbetterな商品設計につながるからだと認識しています。むしろ、人件費の高い日本においてよく労働集約的に付加価値の低い商品を売ってやってこれたのは規制のおかげ以外の何者でもありません。今時、人間を使って物を売って利益になるプロダクトは限定的です。

さて、他の金融商品の販売と比較すると、預金に近い印象を持っていますがまだイメージがわきません。とはいえ、FP使ったコンサル営業からコンサル機能を装置化したcitibankのような形態がもう少し広まるのだろうと認識しています。

せっかく社会人になって保険とかも考えなきゃいけないので、消費者目線で数社比較して見たいと思います。体張るって結構面倒なんですが、若い僕には現場の納得感が著しく欠乏しているので仕方ありません。今日も、同じ市内の支店の場所も知らない某銀行の一般職員に振り回されました。「南に数キロ歩けば外貨が手に入る支店があるかと思います」って、喧嘩を売られてるかと思いました。帰宅して調べたら6キロ・・・、さらに閉店20分前。サービス悪いくせに態度のでかい銀行はとっとと倒産してほしいです。

愚痴っぽくなったので、おやすみなさい
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# by tsuyoshi_829 | 2006-11-21 03:12  

投信スーパーは文字通りスーパーだった

Charles Schwab
http://www.schwab.com/public/schwab/home/welcome.html?cmsid=P-997170&lvl1=home


という会社があります、投信のスーパーマーケットのパイオニアです。当時は販売チャネルとして注目を浴びていたというよりは、IT革命の成功者として特集記事を組まれることが多かったようです。

下図は各種webサイトを参考にしました
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日興がからんでいる、投信スーパーセンター(http://www.toshin-sc.com/)が似たようなビジネスモデルを構築しているのですが、シュワブのモデルは、これに調査分析のコンテンツがあります。要は、モーニングスターを取り付けた感じです。商品に対して、投信スーパーセンターもモーニングスターも中立であるならば提携してみては~と考える次第です。

とはいえ、モーニングスターの経営理念として、
【投資信託を中心とする各種金融商品並びにeコマースなどのウェブサイトに関して、一般投資家や消費者を含めたユーザーの皆様が適切な選択ができる環境作り、言わば「投資家・消費者主権の確立」に貢献することでわが国の経済の健全な発展に寄与すること】
とありますので、ちょっと厳しいかもしれません。

それで、今日ちょっと時間つぶしに「投信スーパーセンター」を利用してみました。結構期待していたのですが、かなりいまいちかもしれません。商品がおいてあって、分類しているだけで投信の情報はそれぞれ日本語で5行程度です。さらに、過去の運用成績など横並びでの比較材料に乏しい、さらに、「自分のニーズを理解して納得するプロセスを踏む」が全くできません。

下線部の箇所は非常に重要でして、個人が専門性の高い商品を買うポイントでもあります。商品が単純でその価値を自分で比較できかつ探索コストが安いなら、文字通りスーパーのように、いい商品をがっさり置いて客に選んでもらうことで売ることが出来ます。

一方、家とか金融商品のように複雑で専門性の高い商品のケースにおいては、自分の特性に対してどういう物・サービスが適しているかを理解したうえで、納得したプロセスを経て購買に向かうことが大切です。

投信スーパーセンターは商品が置いてあるだけで、手数料が高いし(ネットなのに安くないという意味で)、他のコンテンツに関しても不足感があります。それに、誰がwebサイトを訪れても一律同じページです。92年、シュワブは画一的サービスであったにせよ、手数料ゼロだし、税申告も簡易化出来るし、ポートフォリオの分析も無料でしていました。投資信託会社がシュワブへのエージェント料として料金を払っていたからです。このやり方は、金融リテラシーの高い米国で大ヒットしました。

これなら、郵便局や銀行で、たとえ商品数が少なくても、丁寧な説明のもとで自分のニーズを理解し一つ一つ納得して購買するほうが顧客満足度が高いのだろうと推測します。

といくつかの前提を置いて話を進めましたが、大きく的を外していないと勝手に思っていますので、もう少し経過を見てみます。
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# by tsuyoshi_829 | 2006-11-19 20:53  

久々に

酒を飲んだような、風邪が治ったばっかりだったがどうにか体はもったようだ。今年の風邪はひどい、暖房して布団3枚かけて靴下はいて冷えピタ貼って、アクエリ死ぬほど飲んで汗かいて寝てたらかなり治った。大体これで治るのが自分の体だ。

後輩が生活保護の問題を考えていたので自分も考えていた。

目的とか内容とか統計資料は、http://www.mhlw.go.jp/bunya/seikatsuhogo/seikatuhogo.html

に詳しい。統計を見ると、予想通りで、大半は老人が占めるものの近年若年層の給付割合(人数ベース)が増加している。当然、単身ですんでいる世帯割合が高い。生活保護を効率よく運営していくのに、プロセスを事前審査→経過観察チェック→廃止の流れで見ると、

まず、事前審査が自分で申請するのが基本となっているので、本来受けるべき人が受けられない可能性がある。これは「認知」の問題だろうか。続いて経過観察チェック・・、おそらくこれだと騙したりごまかしたりするのは容易なんだろうと思われる。ここで引っかかると廃止になるのだが、受けている人にやめたいと思う人はいないので騙しあいになる可能性もある。端的にいうと、・本来受けるべき人を把握できていなくてフリライダーが押し寄せる入り口の部分と、・生活保護をやめて自立するインセンティブのない仕組みとなっており卒業しにくい出口となっている。

こんな本が出てくるくらいだからなぁ・・・
プチ生活保護のススメ

恐らくミクロ経済の論文とかで研究が進んでいるのだろうが、生活保護を受けてつつましくのんびり暮らすのが最適になるケースが結構あるんだろうなぁと感じた。さらに、感情論だけど、母子家庭に給付する理由が今ひとつピンと来ない。やはり、生活保護レベルに至った経緯を見て判断すべきと思う。困窮に至った理由は問いません、と書いてあるけど、今のスクリーニングでフリーライダーを除去できないのなら再考の余地があると思われる。


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りそなが経営健全化計画を変更して提出した、http://www.resona-gr.co.jp/holdings/ir/plan/index.html、アライアンスの部分など見所満載である。銀行ビジネスの多様化を感じやすい文章になっていると思われる、ちょっと長いのが面倒ではあるのだが・・・。

地方自治体向けファイナンスのビジネスが活況のきざしを見せている。破綻制度の整備と財務報告がまともになる(単年度PLからBSもキャッシュも提出させる)ことを受けて、やっとまともな金利(リスクに見合ったという意味)で貸し出せるので、都銀や外銀が狙っている。外銀は既存の銀行というよりパブリック・ファイナンスを強みとする欧州系銀行の進出が今後始まる。すでに、デプファデクシアは既に金融庁から免許をゲットしている。この辺は超面白いので、一度整理してみたいところ。
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# by tsuyoshi_829 | 2006-11-18 10:16  

風邪を引いてる癖に

大学に行きました、体調は最悪です。とはいえ、明日の朝発表のためデータが不足していたので仕方ありません。こういうとき自宅はつらいです。

行く途中で、高校3年間同じクラスだった友達に遭遇、ぼちぼち就職活動をしているらしいが、相当悩んでいる様子。是非とも価値観のあう場所を見つけてほしい。ど~でもいいけど、就職活動生の噂の95%くらいが根拠のない嘘なんだろうなぁと感じた。それ以上に、実際の意思決定に関係ない部分をあ~だこ~だと議論する神経が全く理解できない。不安な気持ちもわかるけど、脆弱な論理を背景に不要な議論を繰り返すのは時間のロスでしかないので、変わりに禅にでも行ってリラックスしてこいと言いたい。自分の場合は、勉強していると落ち着くのでいつもレポートか本を読んで新しい分野を開拓していた気がする。

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いじめの議論が活発化しているが、論点がいつもぼやけている。せめて、
「いじめの発生回数を減らすのか」
「いじめられたうち、自殺する人を減らすのか」
はっきりさせて議論をしてほしい。さらに、意図の不明確な調査をして周りをなぞるような不毛な議論をしている時間はない。個人的に、横の世界を見ても、縦の歴史を見ても、金輪際いじめのない世界は存在しないと思われる。従って、いじめをなくすというのは非現実的なので、いじめがあってもその深刻度合いを下げるorいじめられても自殺する人を減らすほうが現実的であると解釈している。こういうのを文章でするとわかりにくいけど、いじめの発生から自殺にいたるまでを流れ図にするとどこのポイントが重要か理解しやすい。直感として、日本はいじめれてから自殺にいたるまでの確率が極めて高いと思われる。

しかし、上記の話を解決しようとすると、不登校も自殺防止に効果的なのだが教育上どうなんだ、というジレンマに陥るように思える。文部科学省に決断を迫るのは酷なんだろうか。

後どうでもいいけど(よくないか)、いじめを解決するインセンティブを持った主体を現場に突っ込まないとまずいと思慮。
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そういえば、某K省の名物人事が偶然来ていたので、挨拶に伺った。相変わらずの熱意と器の広さで話していて非常にすっきりした。ああいう人は好きだ。「官であれ、民であれ、尽くすべきは公」という価値観を共有し、熱を上げて帰ることとなった。

さて、今から作業して間に合うか、効率よくやらねば。
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# by tsuyoshi_829 | 2006-11-16 01:18  

Harvard MBAから業界動向を読む

出所は、
http://www.nysun.com/article/43220

馬鹿っぽくって笑えるのですが、案外当たるのかな~と思ったりします。
理屈をつけて日本に適用するならば、人材がキーを握る業界において、東大卒業生数が増加傾向にある業界は3年後大きなリターンを生み出す。ただし、人気が上がりすぎると(一定数を超えると)その業界は低迷する。みたいな・・理屈になってないですね。

どの業界にあてはめるか、
何年先を当てるか、
など細かい問題はあるのだろうけど、こういう発想嫌いではないです(笑)
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# by tsuyoshi_829 | 2006-11-12 09:58  

自社株買いについて

そういえば「94年に入るまで、自社株買いが出来る国じゃなかったんだ」と再認識したしだいです。

90年代に入ると自社株買いの議論が白熱して来ました。全体としてバブルが崩壊し株価が大きく下落したことに加え、個別の企業においてもキャッシュフローの株主への還元の必要性が高まったことが背景としてあります。無論、90前半はバブル期に行われた大量のエクイティファイナンスで集めた金を非効率な事業に投資したため、ROEが低迷していました。下の図を参照。
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94年10月、こうした背景を踏まえて改正商法施行により9、「定時株主総会の決議に基づく利益償却のための株式償却」が可能になりました。一方、定時株式総会ということで機動性に欠け、くわえて「みなし配当課税」の問題もあり、企業の自社株買いは活発化しませんでした。しかし、95年「みなし配当課税」の凍結が決定され、租税措置特別法改正で「みなし配当課税」の特例が創設されたことにより、一気に活発化しました。それでも、機動性にかけるおり、マーケットタイミング的(割安な時に自社株を買う)行為がやりにくいことから、フリーキャッシュフロー説(利益率が高くキャッシュリッチな企業の経営者が無駄な投資をしないように負債や配当、自社株買いで規律付けるという意味)に基づいた株主へのキャッシュフロー還元が大きな目的であったとされています。

97年6月には、株式消却手続特例法(以下、特例法)が施行され、経済情勢の変化等に応じて、取締役会決議だけで機動的に株式消却を実施することが可能になりました。さらに、98年には資本準備金を使用することが可能になり、01年には特例法が廃止され、金庫株解禁に至ります。97年から01年までに行われた自社株買いは、好意的に解釈するとシグナリング仮説(自社の株式が割安だというシグナルを出す)になりますが、悪意的に解釈するとマーケットタイミング仮説(割安な時に自社株買いをして、既存株主からお金を取る、ある種のインサイダー取引)ともいえます。

なお、金庫株解禁までは基本的に買った株は消却していましたが、解禁以降は保有できるようになりました。さらに、自社株買いの取得枠について01年に定時総会の決議が必要とされましたが、03年には取締役会のみで可能になっています。したがって、01年から03年までの間、自社株買いの取得枠設定による「シグナリング効果」(うちの株は割安やで~)が低下しました。これは取得枠を設定しながら実施できない(発表時期と実施時期の差による)ことが増えてきたからです。


米国の実証研究においては、Nohel and Tarhan(1998)が、成長可能性の低い企業ほど自社株買い実施のける株価の収益率がフリーキャッシュフロー仮説に基づくと実証しているようです。さらに、Jagannathanan, Stephens and Weisbach(2000)は配当と自社株買いのキャッシュフロー還元パターンに注目し、長期にわたり安定的にキャッシュを還元出来る企業ほど配当を行い、一時的に巨額の非営業収益が生じた時や収益の変動が激しい時に自社株買いを実施することを実証しました。

日本において、前者については恐らくそうだろうという程度で、後者の実証は出来ていません。後者の理由は日本の企業が0配当を嫌い、かつ、配当性向でなく配当金額に注目して株主還元策を実施していたことと、上で述べた制度的変化のインパクトの大きさです。株式マーケットから見ると、3年連続自社株買いor配当を実施している企業のリターンがインデックスを大きく上回ることから、継続性が評価されているという報告はあります。なお、商法212条(94年)はフリーキャッシュフロー仮説、特例法はシグナリング仮説による自社株取得であることが実証されています。

参考文献: 企業内キャッシュフローと貴重価値-日本の株式消却に関する実証分析を通じての考察-

         
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# by tsuyoshi_829 | 2006-11-11 15:50  

CMにみる倫理観

って結構重要かもしれないと思う今日この頃。

例えば、

ソフトバンクのCMでスーパーの店内でベラベラ携帯でしゃべりながらカートを押す女性

NOVAのCMで英語が話せないから下敷きになった外国人を置き去りにする女性

こういったCMの言わんとしている事は良くわかるのですが伝え方がどうなのかなぁ~と最近強く思います。携帯や英語を使ってやりたいことって、絶対上記のような場面ではないし、ああいう場面で携帯なり英語を使うのは間違っているんじゃないかと。

仮説として、コーポレートブランドを傷つけ、倫理観のないろくでもない客が集まってコストが高くつくんじゃないかなぁと思うわけです。購買プロセスの最初が認知なので、客が基本的な購買プロセスを踏むならば、認知に重要な影響を与えるCMで客層が限定されるということです。もちろん、CM以外の認知の方法はいくらでもありますし、認知から購買まで直結するような事例もあったりします。直結事例でわかりやすいのは、「ついで買い」、電車を降りてバスを待っている間、たこ焼き屋が6個150円のセールをしていて美味しそうなのでつい買って食べちゃったとかでしょうか。

過剰反応なのか、今度周りに聞いてみよう。

そうそう、先日ユニクロのフリースを買いました、数年前に買って以来なので2回目です。かなりいい感じです。 http://www.uniqlo.jp/promotion/tv/20061020/
 ユニクロって低価格で価格勝負な雰囲気もあるのですが、「UNIQLO」ブランドって絶対あるんだなぁと感じました。というのも、ユニクロが提供する質に満足している自分を発見したからです。恐らく、他社(地元のローカルデパートとか、女性で言うと「しまむら」とか)よりちょぴっと高くても僕は買うのでしょう。一般的に「価格競争に入るとブランドは崩壊する」と言われていますが、ユニクロがこの一般論を克服しているのかor実は価格競争になっていないのか、興味のあるところです。僕は一般論崇拝者なので、後者を今のところ信じています。年代や男女では競合がいるんだけど、与えているfunctionベースかどの生活の部分で使われるかという切り口で見ると無風状況なのかどうか。後者の答えは「ブルーオーシャン戦略」にヒントがあるかもしれません。

と、読んでいる暇はないのですが、考えるのはやめれませんね。
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# by tsuyoshi_829 | 2006-11-06 20:34  

沖縄のすすめ

夏休みが忙しくて、まとまって遊んでいる時間が取れなかったので、ラストスパート前のここ4日ほど沖縄に行ってきました。4日・レンタカー付きで25000円ほどで財政的にもかなり楽なプランでした。10月も終わりだというのに30度近くあり、ビーチで寝ていたら案の定真っ赤に日焼けしてしまいました・・・。

はっきりいって旅でやった事と言えば、
□遊ぶ
□食う
□車を運転する

のみです。日ごろ出かけていても勉強のことを考える悪い癖がある僕ですが、今回はすっかり忘れて旅行を満喫してきました。

□遊ぶ

ビーチは瀬底ビーチでのんびり、幸いその日は天気も良く気持ちよく過ごす事ができました。3年前にタイでスキューバのライセンスを取ったのを思い出しましたね。さらに、近くの沖縄美ら水族館でジンベイザメを堪能、海遊館より断然お薦め☆あのスケールの大きさはそうそうありません。「ニッポン旅×旅ショウ」でも紹介されていました。とはいえ、一番おもしろかったのは「シーカヤックで行くマンブローブ冒険ツアー」、海との一体感、自然を体感する充実感、間近に広がるマングローブ、断然お薦めのアクティビティではないでしょうか。

□食う(写真はぐるなびより)
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普通に沖縄そばやゴーヤーチャンプルー、ステーキ等美味しいものばかりでしたが、こちらで紹介させていただきたいのが「幻の豚 アグー」 脂身が多くですがものすごく甘い、噛めば噛むほど旨味が広がる最高級の食材です。今回は「月乃浜」にて主に陶板焼きで頂きました。あまりにおいしいので旅行中2回も行きました、さらに豚のタンをいただいたのですが肉厚で美味、十分満足することができました。なお、陶板焼き以外にもしゃぶしゃぶとすき焼きがあるようです。陶板焼きの場合は3種類のソース(にんにく醤油、島マース、バルサミコ)で食べます。横浜に進出することのことなので、上京したらまた行きたいですね。

□車を運転する(写真は金剛石林山のページより)
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9月に免許を取得して以来一度も運転したことがないのに、沖縄にて10時間以上は運転していました。正直な感想をいうと、どうにかなるものだなぁと。本当南部の那覇から一番北の返戸岬までブイブイ運転してました。ちなみに最北端の岬の側には金剛石林山があります、かなり本格的でなかなかの絶景が拝めますので、沖縄北部まで行くときには是非お立ち寄りください。

とまぁ、火曜の夜まで沖縄を満喫し、夜から勉強会の準備をして朝の8時から2時間発表の後、内定式のため東京へ。意味不明かもしれませんが、騎馬戦と組体操をやりました。わき腹にタックルされたり、頭とお尻をハンマーでしばかれたり、素晴らしいMっぷりを発揮して大満足の夜でした。さらに、僕は戦場で勝ち残るタイプではないことが判明、やはり女性が強いですね(笑)
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# by tsuyoshi_829 | 2006-11-02 22:14