人気ブログランキング | 話題のタグを見る

選択と集中、分散投資

①郵政公社の投信販売、半分が60歳以上
・販売開始一ヶ月が経過、販売目標の半分しか売れませんでした。購入者の半分以上が60歳以上ということで郵便局の利用者と一致した形になっています。さて、ここでは野村、大和、ゴールドマンサックスの3社の商品が売られています。各社の郵便販売の内訳は以下のとおりです。
選択と集中、分散投資_e0046070_1138559.gif
野村(国内外の株式、債券、不動産の分散投資)の安定コース
・野村(国内外の株式、債券、不動産の分散投資)の成長コース
・野村(国内外の株式、債券、不動産の分散投資)の分配コース
大和225
GSインデックス・プラス


写真は、ゆうちょの投資信託マスコットキャラクター「ますますくん」です。かわいくない・・・。


シェアを見ると野村が独走で、3つで75%ほどのシェアを持っています。これは国内株式だけではなく、債券、不動産に分散投資したことが安定志向の強い郵便局利用者に受け入れられたと考えられます。さらに、野村の中でも分配コースが全体の40%を占めています。これは公的年金の支給がない月に隔月で分配金を受け入れられる商品です。投資収益が知らない間に再投資するのではなく、分配金が手元に戻ることで投資実感を得ることが大きな買い要因になったのでしょう。

大和はGSにすら負けていますが、コメントが不思議。「顧客のリターン志向が強いので野村に負けた。」??ちなみに同じ国内株式を扱い、「インデックス・プラス」の名称をもつGSとはわずか1億円しか変わらないのでこのコメントはいただけない。顧客が日本株式のみに投資することに不安があり、リターンの安定性を志向して野村にマネーが集まったはずです。皆さんはどのように感じますか?

②はやるかな、ファンダメンタルインデックス。
・基本的にインデックス投資は時価総額=発行済み株式数*株価、に基づいて行われていましたが、一石を投じる動きがあります。このインデックスだとヤフーとか楽天は上位から外れます、当然ですが。ちょっと注目です。

残りの部分は帰ってから書こう。にしても今日は寝坊するという大失態をやらかしてしまった。

by tsuyoshi_829 | 2005-11-10 11:25  

<< 前回の続き 出会いを大切に。 >>