人気ブログランキング | 話題のタグを見る

今日のあれこれ

国際会計基準:保険会計と包括利益が話題になっている。保険会社にとって負債にあたる保険契約に時価評価を導入するべきかどうかが論点。市場取引が少なく評価が難しいが、①期末時点で契約しなおしたとして価値を評価する②他社に売却するといくらになるか、という手法が挙げられている。包括利益は、ストックである企業の負債・資産を時価評価し、株主資本の増減額を損益としてフローである純利益に加えて算出する。日本はどちらの点に関しても保守的な立場を取っている。

役員報酬のコーポレートガバナンス:金額で上位五人の年収やボーナス額を記載するようSECが定めている。しかし、業績悪化や株価低迷を招いた経営者が法外な退職金をもらうケースが続出しているので新しい提出法案が出た。
開示内容
・年収、ボーナス、退職金、年金、業績連動の特別手当、各種特典(社用飛行機や福利厚生)、ゴールデンパラシュート
新規制
・高額報酬の支払いは株主の承認を必要とする。
・不正発覚後の報酬返還請求のための社内規則を整備する。

金融庁、リスク管理に警戒:不動産向けのノンリコースローンが拡大傾向にある中、金融庁が、リスクとリターンの管理は適正ですかと銀行を回っている。新BIS規制もあり、気にしているのだろう。過当競争で収益に見合わないリスクを取っていないかどうか心配らしい。何で当局が口を挟むかなぁ、お前らこそわかっているのかと言いたい。

--------------------今日のあれこれ_e0046070_2232830.jpg

昨日のインターンの話、どうするか明日までに答えを出さなければいけない、う~ん。実に悩ましい。これ以上グループ活動を増やしたくないという本音もある。断るかなぁ・・・。僕はこの情報誌企業がどうやって稼いで、上場したらどうやって金使うんだろうということに興味があるので、新規事業企画とかかったるいのが本音なんだよなぁ。志望動機伝わってなかったんかなぁ。まぁ、笑い飛ばした俺にも責任があるのだが。

そうそう、北野ゼミの送別会が昨日あった。幹事の方含め皆さんお疲れ様です。どの道明日研究室に行くのだが、お別れという雰囲気は全然なくて、ひとつの区切りを超えた感想を持っている。きっとこれからも、同じように時が過ぎていくのだろうか。学生と社会人、少しずつ変化する中変わらない関係でいられるならこれ以上喜ばしいことはない。努力だけは欠かさずに行きたい。

先生には、授業含め大変お世話になったが、恩返しは当分できそうにない。まぁいいだろう。あせるな、確実に前に進め。にしてもメンバー皆に愛される先生が羨ましい。

明日お掃除を手伝いに行く。前回は、タリバン金融グローバル化と途上国を頂いた。時間を作って読んでみよう。



 金融庁は22日、2007年から本格的に導入する新たな自己資本比率規制(新国際決済銀行=BIS=規制)に基づく金融機関の監督方針を公表した。金利上昇や貸出先の集中に伴うリスクの計算方法と、危険とされる水準を具体的に示した。大口融資の貸し倒れや金利変動が経営に与える影響をより厳しく監視し、自己資本比率が急激に下がる事態を避ける狙いがある。

 例えば、金利が2%上昇した際の資産の減少額から、負債の減少額を引いた値の算出を求める。この金額が自己資本の20%を超える場合は、資産・負債の構成が適正かどうかなどを詳しく検証する。

 新基準は06年度から順次適用する。リスクが基準を超える場合は、貸し出しや運用方法の見直しを促し、改善が進まなければ業務改善命令を出す。金融庁は経営に大きな影響は出ないとみているが、運用が長期国債や金融派生商品(デリバティブ)に偏っている金融機関は、運用の見直しを迫られる可能性がある。 (22:00)

by tsuyoshi_829 | 2005-11-23 16:13  

<< 途上国における外国銀行の進出 kfwのマーケットウィンドウ業務 >>