信用保証の部分保証への移行
2005年 12月 08日
中小企業の貸出債権の証券化(CLO)に関して、信用保証協会の100%保証がCLO発行の条件でしたが、90%に変更されました。
従来は、複数の地域金融機関が信用保証協会の100%保証を受けて数百社の中小企業に融資していたが、リスクの一部を金融機関が負うことになりました(残り10%)。みずほがこれに対応した手法を開発しました(部分保証に対応)。残り10%の保証を受け取るのですが、保証量の分は貸出金利を下げ、企業の負担が増えないようにしました。景気がいいときは優しいのが銀行です。
つまり、信用保証協会から民間へリスクの担い手が移行し、何故かリスクに見合った保証料より安めに設定して、企業に貸したいようです。金余りの世の中を反映しているなぁと思いました。本来なら、貸出金利を下げないのが普通でしょう。移行期の間だけならいいのですが、不安です。
ちなみに、新手法第一弾は滋賀銀行とびわこ銀行が融資し、みずほ信託が証券化して県内の個人投資家らに売るようです。僕のところにも来ないかな・・・。
従来は、複数の地域金融機関が信用保証協会の100%保証を受けて数百社の中小企業に融資していたが、リスクの一部を金融機関が負うことになりました(残り10%)。みずほがこれに対応した手法を開発しました(部分保証に対応)。残り10%の保証を受け取るのですが、保証量の分は貸出金利を下げ、企業の負担が増えないようにしました。景気がいいときは優しいのが銀行です。
つまり、信用保証協会から民間へリスクの担い手が移行し、何故かリスクに見合った保証料より安めに設定して、企業に貸したいようです。金余りの世の中を反映しているなぁと思いました。本来なら、貸出金利を下げないのが普通でしょう。移行期の間だけならいいのですが、不安です。
ちなみに、新手法第一弾は滋賀銀行とびわこ銀行が融資し、みずほ信託が証券化して県内の個人投資家らに売るようです。僕のところにも来ないかな・・・。
by tsuyoshi_829 | 2005-12-08 17:10