株価収益率、正規分布

e0046070_5565254.gif
TOPIXのデータとほぼ同じものを使用して、TOPIXの収益率が正規分布に従うかチェックしてみました。右図を見ると、とんでもなく得する頻度ととんでもなく損する頻度について、実際のほうが正規分布より高いことがわかります。収益率を正規分布と仮定すると、効用関数の議論をポートフォリオのリスク・リターンの議論にすりかえる事が出来ますが、世の中そんなに綺麗にいきません。ちなみに、リスクは資産の収益率の標準偏差でリターンは期待収益率のことをここでは指しています。

一般的には、右図の左端の部分が実際のほうが頻度が高いことが問題とされています。つまり、収益率に正規分布の仮定をしくと、巨大損失の確率を過小評価してしまうということです。

保有するポートフォリオのリスク管理指標としてVaRがありますので、次回データを揃えて紹介してみたいと思います。
[PR]

by tsuyoshi_829 | 2006-07-03 06:13  

<< 株価収益率、正規分布 (続き) JAL、航空機産業、新株予約権付社債 >>