JAL大丈夫!?
2006年 07月 20日
困難に直面する
face (one's) difficulties // face with a difficulty
資金調達が困難になる
have difficulty raising funds
ここからは日本語で、
公募増資時のお知らせは、
http://www.jal.com/ja/press/0000610/img/060630.pdf
公募増資の価格については、
http://www.jal.com/ja/press/0000623/img/20060719.pdf
やはりANAと比較してみると財務内容の悪さは歴然としていて、
(以下の図をご覧ください)


う~ん、借金をこれ以上借りる余地はないだろうし、肝心の株はさっぱり売れそうにない。海外市場のアペタイトはわかりませんが、海外だと売れるんでしょうか・・・。市場は相当見放しているわけですが、この辺りが規制業種の扱いの難しいところです。基本的に異常な(高くも低くも)負債比率を持つ企業の多くは規制業種に属しています。加えて、ここまで来ると成長機会の多くを資金調達の制約により実行できません。この産業、お金をほとんどかけずにブレークスルー(旭化成的にイヒ!)を起こす確率がほぼゼロだとしたら、外部環境が好転する以外道はありません。羽田空港の活性化が最後の綱になるのか・・・。もはやお役所お得意の先の見えないコスト削減は実質的に効果がないでしょう。
お荷物になってきたな・・・
日本航空は19日、今月下旬に実施する公募増資について新株式の発行価格を211円に設定したと発表した。同日終値(220円)より4%低い水準。海外での募集比率も6割超に増やす。7億株の発行で当初は最大2000億円の調達を目指していたが、株価は増資発表から23%下落。株式市場からの調達額は1380億円程度にとどまる。
引受団の証券会社が20日から24日にかけて国内外の機関投資家からの申し込みを受け付ける。発行価格の決定日が予定していた3日間のうち最も早くなったことについて、日航の河原畑敏幸資金部長は「株価下落によるリスクを考え、引受幹事団と協議した」と説明。調達額が当初目標の4分の3以下にとどまることについては「想定の範囲内で、問題はない」とした。 (20:59)
nikkei netより
by tsuyoshi_829 | 2006-07-20 00:24