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美術館へ、

行って来ました、滞在時間3時間半、一人で行って正解でした。

中身は非常におもしろかったです、具体的に、
・Thomas Eakins の肖像画
・クロードモネ
・インドの彫刻
でしょうか、中世ヨーロッパの良さは相変わらず理解出来なかったのと、ゴッホやルノワールは僕の趣味に合わないことを再確認。更に、現代アートを見て、落書きじゃんと思ってしまった僕の芸術センスはゼロに等しいです。祖母が画家とは思えません。とはいえ、一日で見て回れる内容ではなかったので、来週も行きます。来週は、ロウズとデポにも遊びに行く予定なので何とか上手く時間調整が必要です。ロウズとデポは勉強で行きます、何の勉強かわかった人は相当オタクです。

http://www.philamuseum.org/

そういえば、JALの件、ちらっと見ました。
http://www.jal.com/ja/press/0000874/874.html

直感ですが、エクイティ的に今すぐ評価出来る印象はないですが、デット側は若干胸をなでおろしているのでしょうか。親父には早く売れと言っておきました。なお、ブルームバーグでは、デットのプレミアムが減少したと報じていました。題名は、Japan Air May Avoid Cash Shortage, Default Swaps Show

相変わらず、ヘルスケアの話ですが、ウォルマートの役員が米国ヘルスケア整備について早急にというコメントを発していました。理由は簡単で、リテールで大量の社員を抱えるウォルマートに取ってヘルスケアコストは大きな問題です。要は、国に払って欲しいと考えています。GDPの約16%がヘルスケアで、未だ多くの人間が十分の医療を享受できない一方でガッポガッポ稼いでいるメガファーマ、日本と比較すると不思議な部分です。番組では続きがあって、三人の識者が自身の考えを述べていました。より多くの人間(特に老人、貧困層)にサービスを届けようという部分では異論はなかったのですが、財源の辺りで議論が紛糾していました。一人は、税金を上げろといい、もう一人は一部民営化でコスト削減、さらに医療業界の競争を促進させるべきだと言っていました。日本でもそうですが、個人個人に医療のコスト感覚を養ってもらうのは大変なようです。

そういえば、Valuation関連で買った本ですが、結構はまっています。美術館へ、_e0046070_641681.jpg

Investment Valuation

目線がInvestorですが、それを除けば非常に満足度の高い本です。正直、Valuation written by mckinseyより好きです。先週、教授とランチしながら確認してみたのだが、2冊の大きな違いとして目線の高さがある。前者はInvestor目線で、後者はExective目線である。まるで目的が違う、後者はDCFを通じて、マーケットを注視しつつ企業価値向上の押しボタンを探すためにあるが、前者は基本的に投資を前提にしている。(あくまで個人的な解釈です)

正直なところ、Investor目線のファイナンスから卒業したいと考えているのだが、勉強するにはこっちのほうが勉強しやすい。また、ファイナンスの目線をCEOに引き上げることで大きな価値が出るという仮説を持っているのだが、どういう枠組みで解釈していいのかまだ解を持たない。戦略系のジャーナルとかでたまに戦略部門と財務部門の連携について論じている部分があるけれど、正直実務に耐え得る内容ではない。まだまだ初心者の域を出ていないなぁと日々感じる。全くもって勉強が足りていないのだ。要反省。

# by tsuyoshi_829 | 2007-02-12 06:42  

JALの中期計画が

2/6に出るみたいですね、基本的にはリストラと不採算路線からの撤退のようです。細かい数字を見ていないのですが、はっきりいって真剣に取り組んでいる印象がありません。インベスターがインベスターなだけに仕方ないんでしょうか。

さて、こちらでは再び事件が発生。法学部の学生が近所でぶっぱなしてタイーホされるという事態がありました。先月は奥さん殺しで教授が逮捕されるし、こういうのって日常茶飯事やったりするんでしょうか。慣れてきた?けど、町中黄色いジャケットきたパトロールのおっちゃんが沢山うろちょろしているのは多分正常ではないんでしょう。

そういえば、TEVAを売りました、結局8%どまりでしたが残り期間の生活費にはなりそうです。んで、調子に乗ってアマゾンで本を注文しました、注文してから気づいたのですが1000ページあるようです・・・。読むのが面倒というより重い・・・。荷物が増えまくってるような気がするけど持って帰れるかな。。スーツケース+バックパック+大量のSECファイリングと本・・あまり考えたくないですね。

加えて、先週アメリカ人の友達とその友達Bと遊んでたのですが、Bがどうやら恋に落ちていることが発覚し、皆で手伝おうという方向になった。お相手はフランス人らしい、写真を見せてもらったが超美人、スタイルが素晴らしい。聞く限りでは謙虚で、声がすごくかわいいらしい。どうやら彼氏がいないらしいのだが、彼的には友達期間が長いのでどうやって口説くか悩んでいる様子。ほっといたら自滅しそうな感じなので、フルサポートですな(笑)
聞くところ、アメリカ人男性的にフランス人と日本人の女性はツボらしい。一部やし当てにならんのやけど、かわいい+謙虚がポイントらしい。中国人女性は無理らしい。この辺、国籍を気にしないのはアメリカらしいんやろうか、今度聞いてみよう。

先週おもろい人に会った、エチオピア人、専門は物理、国を挙げてのエリートらしい。物腰の柔らかと、鋭い指摘、笑うときのチャーミングが彼の魅力を形成していた。洗練された態度に関心したが、まだ19歳。プリンストン大の2年生。ブレイクダンスサークルに入って彼女を作りたいと言っていた彼の笑顔が印象的、帰国前にもう一度会うことを約束。上手く言えないけど、久しぶりに一緒に働きたいという人に出会えた気がする、わが社もこういう人材をリクルートすべきだ。

明日の最低気温は-15度を下回るようです、生きて帰れるか心配です。

それでは~

# by tsuyoshi_829 | 2007-02-04 05:44  

近所で強盗発生

一昨日、大学から歩いて5分程度のところで、事件が発生。僕の住んでいるところから150Mしかありません。学生が帰宅途中、警察のふりをした強盗に脅されて財布を奪われるという嫌なニュースが現地新聞のトップをかざっていた。次の日、エリア別危険度を表したマップが出ており、我が近所もそんなに安全ではないことを知る。今のところ、平均9時くらいには帰宅している気がするが、もうちょい早くすることを決める。


さて、1/22、NYの市長と議員があまりに厳しすぎる規制が世界の金融センターとしてのNYの魅力を損なわせているという趣旨のレポートを発表しました。実は、このレポート、自分が働く会社が関わっている事もあり、時間をかけて読んでいる最中です。日本にフィードバック出来る部分を探しています。以下のウェブサイトから閲覧できます(TOP ISSUEとあるところです)。

"Sustaining New York's and the US' Global Financial Services Leadership."
http://www.senate.gov/~schumer/

後、最近楽しんでいるのはSECファイリングを読むこと、いくつかの会社は無料で郵送依頼出来るので楽しんで読んでいます。加えて、前回紹介したハナに紹介いただいたTEVAという会社の株を保有しています。帰国する直前に売る予定ですが、基本的にこの7週間に関してマーケットにはネガティブな見解を持っており、ディフェンシブセクターを保有し続ける予定です。今の所のリターンは7%(2週間)、そろそろ次を探しています。

そういえば、日本の就職活動(投資銀行?)のピークが来ているようですが、MBAでもサマーインターンの応募締め切りが終わり、面接が始まろうとしています。彼らの貪欲さには驚かされてばっかりですが、競争は非常に厳しいようです。日本でもそうですが、金融やビジネスの知識よりもベーシックな能力、精神力が問われているようです。日本と違うのは、ウォートンの学部新卒でブラックストーンなどのPEにダイレクトに行く学生がそこそこいることと、VCのステータスが日本より高いということでしょうか。前者に関しては、日本でも新卒でPEに行けるので違いは弱まっていると言えるでしょう。そういえば、東大や京大の学生が中央銀行や官庁に行くのが彼らには信じられないそうです。

そういえば、最近友達が増えてきたのだが、ヘルスケア従事者が多い。先週ランチを一緒にした方は遺伝子工学のPH.D、発音のクラスで一緒の彼女は臨床のPH.D、ヘルスケアは難しい部分が多いので、SECファイリングを読んでわからない部分は彼女達に相談している。羨ましいと思うのは、彼女たちの芯の強さであり精神である。一方で医療従事者が患者のためにがんばるだけではいい医療は成立しえず、オペレーションの部分での梃入れが重要であることも認識している。先週、例のペーパーを紹介し、来週彼女たちの前で報告することが決定。

ご飯は相変わらず不味いが、一軒美味しい屋台を見つけた、今から食べに行こう☆

# by tsuyoshi_829 | 2007-01-25 01:09  

元気でやってますよ~

久々にブログを訪ねたら、一向にアクセス数が減ってないことに気づいてびっくりです。誰か新しい人が見てくれているのだろうか。

さて、渡米して約2週間が過ぎようとしています。例年より暖かいといわれていた北東部でも昨日今年初の雪を観測し、ようやくフィラデルフィアらしくなってきました。ユニクロアイテムが大活躍の兆しを見せています。

生活は概ね順調で、特にホストファミリー及び犬と上手くやっているのが好調の原因です。周りは結構苦労したりしているようですが、運が良かったようです。何より、家から大学まで歩いて12分という立地が素晴らしい。部屋も綺麗だしね。

さて、どうやってこっちの生活を報告しようかと思ったのですが、今回は一人の友人を中心に話を進めてみようかと思います。

彼女の名前は、ハナ(もちろんニックネーム)、イスラエル出身です。いろいろご縁があり、彼女と活動を共にすることが多いです。彼女の専門はベンチャーキャピタルで、現在ウォートンMBAの2年目、TAをしながら卒業研究をしています。卒業後は博士課程後期に進み、その後VCに就職予定とのこと。独特のキャラクターと僕以上の早口が特徴的で、いつもPE関係の話題をふっかけてきます。そのせいで、毎朝PEの動向をチェックするという異常な生活が続いています。リンクを張ってますが、大体DEALBOOKでチェックすることが多いです。目下の話題は、Equity Office Propertiesの対抗ビッドの話でしょうか。彼女は非常に優秀で、英語が聞き取れても何言っているかわからない時がままあります。この刺激はかなりいい感じです。

さて、来週2人で発表をする機会に恵まれ、急ピッチで進めています。
テーマは、
”病院プロセスのリーン化-日本の製造業を参考に-”
内容は、とある病院Aがあり患者のために献身的に医者が働くのですが、やたらお金と時間ばかりかかり、多くの会社からクレームが来ていました。従って、病院Aは自らの利益を犠牲にして高コスト医療のコスト削減に取り組んだのですが、プロセス設計が十分でなかったため、一プロセスあたりのコストは低下しても、結局受付や医者にたらいまわしにされて全体のコストが下がらず患者の満足度が低いという状況になりました。価格破壊を起こしたAは業界から睨まれるだけでなく、利益も顧客満足度も下がるという結果に陥りました。これを反省したAは日本企業を訪問し、彼らが以下にリーン化に成功したかを学び、自身に応用することとしました。・・・・・(中身は長くなるから割愛)。結果、大幅な効率化と顧客満足度の上昇に成功しました。

最近、医療への関心を深めていた時期であり素晴らしいテーマに恵まれました。

とまぁ、こんな感じで元気にやっています。唯一の問題は食事でしょうか、不味い、高い、多い、3点セットです。恐らく体重がグングン減っています日本食が恋しいです。神楽坂のあの蕎麦屋に行きたい・・。後、一度くらいNYにミュージカルを見に行くつもりです。

発表が終わって落ち着いたら、その内近況報告しま~す。



http://www.gembapantarei.com/2006/09/healthcare_costs_can_be_cut.html

http://www.gemba.com/consulting.cfm?id=87

Spear, S. J., “Fixing Health Care from the Inside, Today“, Harvard Business Review, September 2005.

http://www.ids-healthcare.com/Common/Paper/Paper_51/ihi_lean_management_principles.pdf

# by tsuyoshi_829 | 2007-01-20 03:08  

しばらくアメリカへ。

行ってきます、理由は英語のような気もするし、アメリカに行ってみたかったというのもあるけど、今の生活から離れて勉強に没頭したいからです。ということで、論文をプリントアウトして持って行きます。今年度、就職活動終了後、民間企業で企業相手に仕事をすることになり、これまでの専攻に関連して、コーポレートファイナンスを独学することにしました。元の論文をたどることが多く非効率な勉強でしたが、お蔭様で一年でそこそこ勉強できたのではと思います。向こうで勉強するトピックはガバナンス、無論授業にももぐります。ジャーナルでも近年、ガバナンスストラクチャー及び株価収益率との関連など研究が進んでいるので、図書館で勉強してきます。

アメリカに行くのは前々から考えていましたが、動き出したのが最近で、ビザも最近到着、家は昨日決定、準備はゼロという感じです。出発は2007/01/02、帰国は2007/02/25予定です。帰国したら、東京で一週間くらいホテル暮らしをしながら家を探し、契約書サインまでやって、実家に帰宅。引越し準備をして東京へ。卒業式くらいは京都にいるのかなという感じです。問題は、3月中の暮らしです。パソコンは会社支給のものを家でも使う予定なので、東大生の振りをして(カード借りたり)パソコン使ったりジムに行こうかなと思ってます。

フィラデルフィアは時差16時間程度(訂正、14時間でした)です、今回一番良かったのはホームステイなのに大学から歩いてすぐのところを手配頂いたことです。小屋とかやったらどうしようかね・・・。

ということで、しばらく日本語を使える環境にないのでブログをお休みします。
連絡については、PCメールは大丈夫です、tsuyoshi_829に@とhotmail.comをつけてください。

それでは良いお年を。

http://www.aya-dining.com/

http://kagurazaka.seesaa.net/article/24159725.html

# by tsuyoshi_829 | 2006-12-29 01:52