美術館へ、
2007年 02月 12日
中身は非常におもしろかったです、具体的に、
・Thomas Eakins の肖像画
・クロードモネ
・インドの彫刻
でしょうか、中世ヨーロッパの良さは相変わらず理解出来なかったのと、ゴッホやルノワールは僕の趣味に合わないことを再確認。更に、現代アートを見て、落書きじゃんと思ってしまった僕の芸術センスはゼロに等しいです。祖母が画家とは思えません。とはいえ、一日で見て回れる内容ではなかったので、来週も行きます。来週は、ロウズとデポにも遊びに行く予定なので何とか上手く時間調整が必要です。ロウズとデポは勉強で行きます、何の勉強かわかった人は相当オタクです。
http://www.philamuseum.org/
そういえば、JALの件、ちらっと見ました。
http://www.jal.com/ja/press/0000874/874.html
直感ですが、エクイティ的に今すぐ評価出来る印象はないですが、デット側は若干胸をなでおろしているのでしょうか。親父には早く売れと言っておきました。なお、ブルームバーグでは、デットのプレミアムが減少したと報じていました。題名は、Japan Air May Avoid Cash Shortage, Default Swaps Show
相変わらず、ヘルスケアの話ですが、ウォルマートの役員が米国ヘルスケア整備について早急にというコメントを発していました。理由は簡単で、リテールで大量の社員を抱えるウォルマートに取ってヘルスケアコストは大きな問題です。要は、国に払って欲しいと考えています。GDPの約16%がヘルスケアで、未だ多くの人間が十分の医療を享受できない一方でガッポガッポ稼いでいるメガファーマ、日本と比較すると不思議な部分です。番組では続きがあって、三人の識者が自身の考えを述べていました。より多くの人間(特に老人、貧困層)にサービスを届けようという部分では異論はなかったのですが、財源の辺りで議論が紛糾していました。一人は、税金を上げろといい、もう一人は一部民営化でコスト削減、さらに医療業界の競争を促進させるべきだと言っていました。日本でもそうですが、個人個人に医療のコスト感覚を養ってもらうのは大変なようです。
そういえば、Valuation関連で買った本ですが、結構はまっています。
Investment Valuation
目線がInvestorですが、それを除けば非常に満足度の高い本です。正直、Valuation written by mckinseyより好きです。先週、教授とランチしながら確認してみたのだが、2冊の大きな違いとして目線の高さがある。前者はInvestor目線で、後者はExective目線である。まるで目的が違う、後者はDCFを通じて、マーケットを注視しつつ企業価値向上の押しボタンを探すためにあるが、前者は基本的に投資を前提にしている。(あくまで個人的な解釈です)
正直なところ、Investor目線のファイナンスから卒業したいと考えているのだが、勉強するにはこっちのほうが勉強しやすい。また、ファイナンスの目線をCEOに引き上げることで大きな価値が出るという仮説を持っているのだが、どういう枠組みで解釈していいのかまだ解を持たない。戦略系のジャーナルとかでたまに戦略部門と財務部門の連携について論じている部分があるけれど、正直実務に耐え得る内容ではない。まだまだ初心者の域を出ていないなぁと日々感じる。全くもって勉強が足りていないのだ。要反省。
# by tsuyoshi_829 | 2007-02-12 06:42